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SAP、中堅・中小企業向けのテーラーメイド型クラウドERP「GROW with SAP」を提供 最短4週間での本稼働を実現

 独SAP SEは3月21日(現地時間)、中堅・中小企業向けのクラウドERPを短期間で導入できるテーラーメイド型ソリューション「GROW with SAP」を発表した。

 GROW with SAPは、SAP S/4HANA Cloud, public editionと、導入促進サービス、専門家のグローバルコミュニティ、無料の学習リソースを組み合わせたソリューション。企業が最短4週間で本稼働を行えるようにしているという。

 また、SAPが持つ設定済みのベストプラクティスを中堅・中小企業がすぐに採用できる形で提供するほか、AIと自動化機能が組み込まれているため、導入企業は迅速に成果を得られるとのこと。

 さらに、SAP S/4HANAのアプリケーション開発基盤であるSAP Business Technology Platform(BTP)も含まれており、ノーコード/ローコード開発環境のSAP Buildを用いて、クラウドネイティブな方法で独自のプロセスを定義することが可能。現場の利用者が自ら、コードを書かずに、エンタープライズアプリの作成、プロセスの自動化、ビジネスサイトの設計を行えるので、ビジネスに最も近い立場で必要なソリューションを作り上げられるとしている。