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シスコ、コラボレーション製品のエネルギー消費と使用状況の最適化を支援する新機能

 シスコシステムズ合同会社(以下、シスコ)は8日、コラボレーション製品を管理するためのダッシュボード「Webex Control Hub」に、サステナビリティ目標達成を支援する新機能「Carbon Emissions Insights」を追加すると発表した。2023年夏の提供開始を予定している。

 Carbon Emissions Insightsは、組織がサステナビリティ目標を達成するのに役立つ実用的なインサイトを提供する機能。シスコのコラボレーション製品によるエネルギー使用や関連するCO2e(二酸化炭素換算値)を推算して提供する。

 値は米国環境保護庁(EPA)など、主要な政府機関の定める算定式に基づき算出され、排出量の時間経過に伴う変化やサステナビリティ目標に向けた進捗の確認を行えるという。また、IT管理者がWebexのOffice Hoursなどの機能を活用し、エネルギー使用の削減が可能とした。

 なお生成される推定値データは、APIを通してエクスポートし、利用企業のサステナビリティ報告ツールに統合するも可能とのことだ。

Carbon Emissions Insightsの画面イメージ(画面は開発中のもの)