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リコー、Web会議用デバイス「RICOH Meeting 360 V1」と連携利用する議事録作成支援サービスを提供

映像・音声の一元管理や自動文字起こしにより会議の振り返りを支援

 株式会社リコーは、議事録作成支援サービス「RICOH Meeting 360 Add-on Service for カンタン議事録」(以下、カンタン議事録)を、3月7日より提供開始すると発表した。

 「カンタン議事録」は、360°カメラを搭載した一体型マイクスピーカー「RICOH Meeting 360 V1」と連携して利用する、議事録作成支援サービス。Microsoft 365のスケジューラーとの連携により、議事録に必要な会議名、日時、参加者といった会議情報を自動反映してくれるため、一から会議参加者を手入力することなく議事録を作成できるという。また、RICOH Meeting 360 V1で記録された会話の音声データ(日本語)を自動で文字起こしする機能も搭載した。

 生成した議事録は、音声と同時に記録された360°会議映像や音声、会議中に投映したPC画面の映像とともに、専用アプリケーション内で会議記録として一元管理される仕組み。さらに、自動文字起こしされた議事録から重要発言のブックマークやキーワード検索、タスクの割り当てなどを行え、会議の振り返りをサポートするとした。

 なお、録画データは利用企業が契約しているSharePointのストレージ上やローカルストレージに保管できるため、機密事項を含む会議記録もセキュアに管理できるとしている。

会議の記録を検索・共有・活用しやすい形で管理可能
会議映像、PC画面、会話内容を一元管理

 「カンタン議事録」のプランには、文字起こし機能を含まない「ベーシックプランA」と、同機能を含む「ベーシックプランB」が用意され、月額基本料金はいずれも、10ユーザーごとに3000円(税別、以下すべて同じ)。

 ベーシックプランBでの文字起こし月額基本料金は、1契約あたり20時間分を含む「20時間パック」が9500円、同100時間分を含む「100時間パック」が4万5000円など。契約時間を超えて文字起こしを行う場合は従量料金で対応する。

 なおデータの保存先として、別途SharePointとの契約・連携が必要。また、「カンタン議事録」の新規や追加の申込時には「RICOH クラウドアプリケーション スタートパック」が必要となり、1申し込みあたり5000円がかかる