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オプティムの契約書管理サービス「OPTiM Contract」、英文契約書のAI解析に対応

 株式会社オプティムは1日、AIを活用した契約書管理サービス「OPTiM Contract」が、英文契約書のAI解析に対応したと発表した。AIで英文契約書の重要情報を抽出し、データ化できるようになったため、英文の契約書管理業務コストやリスクの削減を支援するという。

 OPTiM Contractは、改正電子帳簿保存法の電子取引の電子保存要件に対応した契約書管理サービス。紙の契約書のスキャンデータや電子契約書ファイルをAIで解析し、企業名や有効期間などを抽出した台帳を作成する機能を備えているので、手入力による台帳作成の負担を軽減できるという。また、抽出した契約終了日や自動更新契約の解約通知日が近づいた際、AIが関係者へメールによる自動通知を行ってくれるため、期限管理の自動化も実現するとした。

 今回は同サービスが、従来の日本語での契約書のみならず、英文契約書の解析に対応した。現在では、海外企業と英文の契約書を締結する機会が増加傾向にあるというが、英文契約書については、日本語の契約書と異なるフォーマットで多様な類型が存在するため、取引先の企業名や契約の有効期間など、重要な情報がどこに記載されているのかを把握しにくく、日本語の契約書以上に管理業務のコストが高くなるケースが見受けられているとのこと。

 しかしOPTiM Contractが英文契約書に対応したことで、グローバル企業や海外と頻繁に契約を取り交わす企業においても、同サービスを活用した契約書管理業務の効率化やコストの削減が可能になったとしている。

 なお英文契約書の解析機能は、スタンダードプラン、ビジネスプラン、エンタープライズプランでの対応となる。