アドバンスト・メディア、音声認識でマウスやキーボード操作を代替する「AmiVoice VMG」

　株式会社アドバンスト・メディアは18日、AI音声認識「AmiVoice」を活用し、マウスやキーボード操作を代替するアプリケーション（声マウス）のラインアップに、一般企業向けの「AmiVoice VMG」を追加すると発表した。

　AmiVoice VMGは、マウスやキーボードによる操作を適時・適所において音声で代替することで、効率化や快適化を提供する音声認識ソフトウェア。先行して提供されている「AmiVoice VKG」では、適所の指示にマウス操作を必要としたが、AmiVoice VMGはこの操作をも音声で代替し、さらなる効率化と快適化の提供可能となった。

　マウスやキーボード操作を必要とするアプリケーションやサービスに手を加えることなく、自然に連携できることを特長。例えば、プレゼンテーションや商談などの際のPowerPointの利用において、ページ遷移や動画の再生などを音声によってスムーズで自然に動作させたり、ExcelやWordへのデータ入力において、音声によって自然な形でマウスやキーボード操作を代替し、データ入力の高速化および効率化に寄与したり、といったことが見込めるという。

　またAmiVoice VMGのコマンドビルダーにより、高精度エンジンが機能する適所へのマウス移動や、適所でのキーボード操作によるデータ入力、マウスによるクリック操作などを代替する音声コマンドの知識ベースを作成・登録可能。こうした音声コマンドの作成・登録はプログラミング不要で行えるとしている。

　なお音声認識エンジンは、一般分野汎用、住所専用、氏名専用、英数記号専用など、複数のものを実装しており、さまざまな入力対象のアプリケーションの、さまざまな入力箇所での効率的な入力を実現できるとした。

　ライセンスは、製品をインストールしたPCの台数やユーザー数にかかわらず、使った分だけ課金される形式で、価格は1ライセンスあたり月額6600円（税込）から。