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日本マイクロソフト、津坂美樹氏が次期社長に就任へ

 日本マイクロソフト株式会社は11日、次期代表取締役社長に津坂美樹氏が内定したと発表した。2月1日の取締役会において正式に決定する予定。なお、2022年7月1日に吉田仁志氏が社長を退任した後は、アーメッド・マザーリ氏が、Microsoft Asia プレジデント、Microsoft コーポレートバイスプレジデントとの兼務で暫定的に社長を務めているが、マザーリ氏は2月1日付けて日本法人の社長職を退任し、本来の職務に専念する形となる。

 津坂美樹氏は、1984年、経営コンサルティングファームのBCG(ボストンコンサルティンググループ)東京オフィスに入社。ニューヨークオフィスに20年勤務した後、2008年より東京オフィスに在籍。ニューヨークオフィス勤務時には、BCGマーケティング・営業・プライシンググループを創設し、同グループのリーダーを務めていたという。また東京オフィスに復帰後は、多様な業種および経営機能に関わるクライアント業務に加えて、BCGのチーフ・マーケティング・オフィサー(CMO)、および2期6年にわたってエグゼクティブ・コミッティ(経営会議)メンバーを務めていたとした。

 BCGでの担当業種は消費財、流通、金融、保険、製造、ハイテク、メディア、通信などの多岐にわたっており、マーケティング・営業・プライシンググループ、オペレーショングループ、組織・人材グループのコアメンバーを務めた。その中で、B2Cビジネスを中心に、成長戦略の策定・実行支援、収益向上、トランスフォーメーション、デジタル化、組織再編など、広範なテーマのプロジェクトを手掛けた実績を持つとのことだ。

次期代表取締役社長に内定した津坂美樹氏