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オプティム、物品管理クラウドサービス「OPTiM Asset」を機能強化 より迅速なサービス導入を支援

 株式会社オプティムは6日、物品管理クラウドサービス「OPTiM Asset」を強化し、「物品台帳カスタマイズ機能」と「シングルサインオン機能」を追加したと発表した。両機能の追加により、企業におけるOPTiM Assetのより迅速な導入を支援するとしている。

 OPTiM Assetは、企業が所有するハードウェア(固定資産・備品)管理を効率化するための物品管理クラウドサービス。固定資産管理や物品/在庫管理、持出・貸出管理、棚卸業務といったバックオフィス業務での活用をはじめ、さまざまな業種・業態におけるハードウェア管理の課題に対応できるという。

 今回新たに提供された物品台帳カスタマイズ機能では、登録可能なカスタム項目数が5から85に、データ種類が1種類(テキスト)から7種類(テキスト、テキストエリア、数値、数値(小数)、選択肢、日付、従業員)に拡大されたほか、表示名称を任意に設定可能にしている。

 オプティムでは、この機能を用いることで、資産の関連情報をより多く登録できるようになるため、既存の物品台帳の運用を崩さず、OPTiM Assetへの移行を行えるようになると、その効果を説明している。

カスタマイズ機能を用いた貸出管理台帳の移行例

 一方のシングルサインオン機能では、SAML 2.0をサポートし、MicrosoftアカウントやGoogle Workspaceアカウントなど、国内でよく利用されているシングルサインオンサービスに対応した。これにより、動作確認済みのサービスを利用する企業は、すでに利用しているアカウントでOPTiM Assetを利用可能になるとのこと。利用料金は個別見積もりとなる。