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NTT-AT、「工場・ビル向けOT/IoTセキュリティサービス」を提供

 NTTアドバンステクノロジ株式会社(以下、NTT-AT)は22日、米Fortinetのネットワークセキュリティアプライアンス「FortiGate」を利用して、OT/IoT機器およびそれらの通信の可視化、脅威検知により、リスクを低減させる「工場・ビル向けOT/IoTセキュリティサービス」を提供開始した。

 工場・ビル向けOT/IoTセキュリティサービスは、比較的小規模な工場・ビルのセキュリティ対策に適したサービス。工場・ビル内にFortiGateを導入し、Fortinetのクラウドと連携することで、OT/IoTネットワークに接続された機器を可視化する。通信の可視化により、OT/IoTネットワークにどのような機器が接続されているか、どのような通信が行われているかを把握でき、内部犯行などのリスクを低減できる。

サービス提供イメージ

 OT/IoT対応のシグネチャにより、OT/IoT機器を狙ったサイバー攻撃を検出でき、OT/IoT機器に対するリスクを低減できる。既存ネットワークのスイッチなどからミラーリングしたパケットを利用した、接続機器および通信の可視化、脅威検知が可能で、既存ネットワークに影響を与えずに導入できる。

 また、初期導入支援サービスとして、導入後1カ月間、週1回程度の頻度で過検知・誤検知をチェックし、チェック結果およびチューニング結果を連絡するとともに、顧客が監視ができるよう、監視方法を簡単に説明する。

 FortiGate1台を導入する場合の参考価格(税込)は、初年度費用(初期構築+ランニング)が341万円から、次年度以降ランニング費用が165万円から。