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NECネクサ、中堅中小企業のDX推進を支援する新「Clovernetシリーズ」を提供

 NECネクサソリューションズ株式会社(以下、NECネクサ)は21日、マネージドVPNサービス「Clovernet」をシリーズ化し、ネットワークサービスにとどまらないさまざまなソリューションを提供開始すると発表した。

 NECネクサでは、Clovernetはこれまで2000社を超える顧客を支援してきており、積み重ねたノウハウや技術を生かし、中堅中小企業向けに新「Clovernetシリーズ」としてサービスを展開すると説明。これまでのネットワークサービスだけでなく、統合型ERPや多言語翻訳、AI分析サービスなど、さまざまなソリューションを展開するとしている。

 「Clovernet ネットワークサービス」は、クラウド活用やモバイルワークなどに向けたVPNサービスをラインアップ。マネージド インターネットVPNサービス「Clovernet Standard」、マネージド 閉域型VPNサービス「Clovernet Ver.C」、Ver.Cを帯域確保型のアクセス回線で構成する「Clovernet Ver.C(S)」、クラウド型ネットワークサービス「Clovernet クラウドネットワーク」の各プランを用意する。

 「Clovernet ERPクラウド」は、財務会計とプロジェクト収支管理を軸に、販売・仕入れ・在庫、給与・勤怠までを網羅した統合型クラウドERPサービスを提供する。

 「Clovernet 多言語対訳支援サービス」は、使用言語が異なる会話を自動翻訳するソリューションで、離れた場所にいる相手とリアルタイムで会話の内容をそれぞれの言語に翻訳し、キャプション表示する。

 「Clovernet AI(品質向上モデル)」は、熟練者の思考のように「こんな比率にしたらどうなる?」「この品質値を上げるためには?」といった悩み・課題を、AIが予測・シミュレーションするサービスを提供する。

 NECネクサでは、手軽に素早く導入可能な各種サービスの提供を通じて、これまで初期コストが大きな負担となり、導入に踏み出せなかった中堅中小企業のDX推進を支援すると説明。また、サービス開始に伴い、従来のClovernetコンセプトメッセージ、ロゴ、サービスサイトを一新した。

「Clovernet」のロゴマーク