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NECネクサ、オールインワンでバックオフィス業務を効率化する統合型ERPサービス「Clovernet ERPクラウド」を提供

 NECネクサソリューションズ株式会社(以下、NECネクサ)は28日、クラウドERP「SmileWorks」を提供する株式会社スマイルワークスと提携し、統合型ERPクラウドサービス「Clovernet ERPクラウド」を10月1日から提供すると発表した。サービスは販売パートナーとの協業により、日本全国で提供予定。

 NECネクサでは、電子帳簿保存法の改正(2022年)やインボイス制度の導入(2023年)などへの対応として、基幹業務においても電子化を進める動きが活発化していると説明。また、テレワークなどによる柔軟な働き方への対応や、リアルタイムな情報による経営の見える化・ビジネスへのタイムリーな対応などが求められており、こうした課題・ニーズを持つ企業に対して、安価な月額料金で利用できる統合型ERPクラウドサービスとしてClovernet ERPクラウドを提供する。

 Clovernet ERPクラウドは、オールインワンでバックオフィスの効率化を実現。販売・仕入れ・在庫管理、財務会計・経費精算、給与計算、勤怠管理、マイナンバー管理など、企業のバックオフィスを全て統合管理する。段階的な導入も可能なため、柔軟かつ低コストで導入でき、プロジェクト収支管理機能の利用により、リアルタイムに「収支の見える化」を実現する。

 また、各業務間のデータ連携により、二重入力など重複作業削減による業務効率化が可能。バージョンアップや法改正への対応もサービス側で実施するため、IT運用負荷軽減が可能となる。

 導入までのサポートについても、無料のデモ体験や、最大2カ月のお試し利用を提供。システムの評価を十分に行ってから導入を決定できる。

 Clovernet ERPクラウドの提供モデルと参考価格は、スタンダードモデルが単一業務(販売・会計・給与から選択)利用で、ID数は5ID、月額料金は1万5000円。業務追加は1万500円。エコノミーモデルは、小規模企業向けに販売・会計・給与を簡易機能で提供するモデルで、ID数は2ID、月額料金は7500円。ID追加は、スタンダード、エコノミーとも1ID単位で月額1000円。