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NECネクサソリューションズ、製品の品質値を予測するAIサービスを拡充 少量のデータでも利用可能な新機能を提供

 NECネクサソリューションズ株式会社は27日、化学、食品、素材製造業の製品の品質値を、AI技術を利用して予測・シミュレーションするサービス「Clovernet AI(品質向上モデル)」の追加機能として、「試作提案機能」を提供開始すると発表した。

 「Clovernet AI(品質向上モデル)」は、AI技術を利用して、熟練者の経験による思考のように、事前に製品の品質値を予測・シミュレーションできるサービス。「こんな配合パターンだとこんな品質になる」といった、過去の原料比率や製造パラメータと結果品質の関係性をAIに学習させ、机上にて良い条件を見つけるための予測・シミュレーションを行うことで、「何をどう調整すればどんな品質になるか」といった検討を可能にするという。

 しかしNECネクサソリューションズが同サービスを展開するにあたって、顧客からはAI技術を利用したいが、「過去の実験データがない、あっても標準化された様式で管理されていない」、あるいは「新原料や代替原料等候補となる材料が多く、そもそも実験データがない」といった顧客の声があり、今回は、そうした場合でも対応できる試作提案機能を提供する。

 同機能では、少量の使用予定データの場合でも「最も効率よく探索できる試行」を提案し、その試行結果で十分なデータになったところで「最も目的とする品質値に近くなりそうな試行」を提案してくれる点が特徴で、有益なヒントを得られるとしている。

 また、過去の原料比・製造パラメータ・結果品質の関係性等から、予測・シミュレーションする「予測・シミュレーション機能」とあわせた導入、もしくは試作提案機能単独での導入に対応するとのこと。

 なお、サービス導入前の無償のデータ確認フェーズ(約2週間)において、利用予定のデータを確認し、サービス導入に向いているかを事前に検証。その上で初期構築(約1週間)を実施するとした。

 価格(税別)は、初期費用が40万円、月額費用が9万9000円。別途、ユーザーデータの格納先としてAmazon S3の費用(おおむね月額1000円未満)が必要になるとのことだ。