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NECネクサソリューションズ、リアルタイム翻訳が可能な多言語対訳支援サービスに辞書機能を追加

業界特有の用語や製品名などを登録することで音声認識や翻訳の精度が向上

 NECネクサソリューションズ株式会社は24日、多言語コミュニケーションを支援する「Clovernet 多言語対訳支援サービス」に、10月1日より「辞書機能」を追加すると発表した。また対応言語として、新たに「ヒンディー語」をサポートしている。

 「Clovernet多言語対訳支援サービス」は、異なる言語間の会話を翻訳し、PCやタブレットなどの端末上にて、リアルタイムにテキスト表示するサービス。英語、フランス語、スペイン語、タイ語、韓国語をはじめとする30言語以上に対応でき、海外とのWeb会議の翻訳や窓口業務での多言語対応支援など、さまざまなシーンで利用されているという。

 今回新たに提供する「辞書機能」は、業界特有の用語や人名、製品名など、利用企業固有の用語を辞書として登録する機能で、音声認識や翻訳の精度が向上するため、外国人とのコミュニケーションにおける誤解やミスが減少し、業務の質の向上や効率化が期待できるとのこと。

 また対応言語に、利用企業から要望の多かった「ヒンディー語」が追加され、より多様な言語でのコミュニケーションに利用可能になった。

 料金体系は、従来同様、利用時間に応じた課金体系となっており、価格例(税別)は、月間10時間までのプランで2万5000円、月間50時間までのプランで4万2000円、月間100時間までのプランで5万7000円など。利用可能なユーザー数に上限はなく、ID/パスワードによるログインなども必要ないとしている。