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パナソニック コネクト、「現場マルチネットワークサービス」でWi-Fi 6対応の新アクセスポイントを提供

EA-7HW04AP1

 パナソニック コネクト株式会社は11日、「現場マルチネットワークサービス」における無線ネットワークの新たなラインアップとして、Wi-Fi 6対応の業務用Wi-Fi基地局「EA-7HW04AP1」を11月末に提供開始すると発表した。製品は、業務用Wi-Fi基地局シリーズ「WINDIO」のラインアップとして販売する。価格はオープン。

 新製品は、50台の端末に約5Mbpsの公平な伝送を行うなど、アクセスポイントに接続した全端末に対して、ほぼ均等な通信スループットに制御することが可能。多数台の同時接続環境でもHD動画の公平な受信が可能で、4Kカメラ複数台のアップリンクにも対応する。高速ハンドオーバー(IEEE 802.11r)機能を搭載し、VoIP通話中セル間移動時の音切れも低減する。

 防塵・防滴性能はIP42(壁面・スタンド設置時)で、店舗、工場、倉庫などの、水滴やホコリが飛散する厳しい環境で利用が可能。160×160×37mmの小型サイズで、鉄道などの省スペースの設置ニーズにも対応する。

 顔認証、モバイル点検、映像伝送などのソリューションとの組み合わせ利用により、イベント会場やパブリックエリアなど、有線回線の敷設が難しい場所でのソリューション利用で活用できる。また、パナソニック コネクトの5GゲートウェイによりWAN回線を接続することで、有線のない場所でもWi-Fiエリア化が容易にでき、さまざまな現場で高速なデータ通信環境を実現できる。

 さらに、アクセス認証サーバーの提供により、EAP-AKA認証(USIM)やEAP-TLS認証(証明書)に対応。プライベートLTEやローカル5Gとの統合管理を可能にする。今後は、マルチアクセス技術でのローカル5Gとの連携により、さらなる柔軟なネットワーク設計を可能にする。