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NTTデータ関西、農産物直売所向けの販売需要予測サービス「アグリアスエ」を2023年4月提供

 株式会社NTTデータ関西は8日、新たなサービスとして、農産物直売所に特化した需要予測サービス「アグリアスエ」を2023年4月から提供すると発表した。

 アグリアスエは、独自のAIエンジンにより農産物直売所の客数を予測し、最適な販売価格・数量の決定を支援するサービス。直売所スタッフの手間をかけることなく、生産者に販売見込み数量を伝達し、生産者は売り切れによる機会損失や売れ残りによる廃棄リスクの極小化を考慮した、適切な販売数量を出荷できる。また、農産物直売所が複数店舗経営の場合は、集荷場やハブ店舗から、どの店舗へ何を何個出荷するかの意思決定にも活用できる。これにより、農産物直売所と提携生産者の経営の安定化に貢献する。

農産物直売所と提携生産者(農家)のアグリアスエ利用イメージ

 提携生産者は、アグリアスエが提供するAIを用いた精度の高い客数予測や気象データ、過去の販売実績データなどを通して、適切な販売数量と販売価格の意思決定を行える。これにより、売れ残り回避のための需要を大きく上回る出荷の抑制や、売れ残りによる廃棄コストを極小化し、所得の向上に貢献し、さらには社会課題としての側面でもある、担い手不足の解消にも寄与するとしている。

 また、消費者にとっては、新鮮で欲しい農作物が購入できること、生産者にとっては、機会損失や廃棄ロスを極小化し、消費者のニーズに即した適切な数量と価格で販売できることから、消費者と生産者の両者からも選ばれる農産物直売所としての価値向上に貢献するとしている。

 NTTデータ関西では、PoCを一定期間実施して、前後10%以内の予測精度が確認できたと説明。今後は、全国の農産物直売所および道の駅への導入を目指すとともに、提携生産者も含め、顧客ロイヤルティ向上を支援するサービスも予定するとしている。