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日立ソリューションズ西日本の販売管理・生産管理システム「Hi-PerBT KIT3」、インボイス制度に対応した新版を提供

 株式会社日立ソリューションズ西日本は12日、販売管理・生産管理システム「Hi-PerBT KIT3」において、2023年10月から施行される消費税の軽減税率制度・適格請求書等保存方式、いわゆるインボイス制度に対応した新版を10月13日から提供開始すると発表した。価格は個別見積もり。

 Hi-PerBT KIT3は、約180社の導入実績で培ったテンプレートをベースに、利用企業の要件に合わせてカスタマイズできる、拡張性の高い販売管理・生産管理システム。

 今回の新版では、税率ごとに区分した消費税額や適格請求書発行事業者の登録番号の記載など、インボイス制度で求められる要件を満たした適格請求書に対応した。さらに、納品書や買い手が発行する支払明細書も適格請求書の要件を満たしているという。

 またインボイス制度では、適格請求書に税込価額と税抜価額が混在する場合、いずれかに統一して消費税を計算する必要があるが、この際に、「税込価額に統一する税込化」「税抜価額に統一する税抜化」の端数処理ルールに基づいた計算方法に対応しており、取引先ごとに選択を行えるようにしている。

インボイス制度に対応した適格請求書例

 加えて、適格請求書や納品書などの帳票を取引先ごとにPDF形式のファイルに変換し、取引先名や取引金額といった規則的なファイル名を自動で付与する機能も搭載している。これにより帳票管理が容易になるとともに、改正電子帳簿保存法への対応を支援する、日立ソリューションズの「活文 Contents Lifecycle Manager」などの文書管理システムとの連携にも対応できるとのこと。