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アライドテレシス、VPNルータ「AT-AR4050S-5G」と各種ライセンスをセットにした3種のパッケージを提供

ネットワーク統合管理やセキュリティ、無線LANの管理などを支援

 アライドテレシス株式会社は、中小規模ネットワーク向けルータ「AT-AR4050S-5G」と各種ライセンスを組み合わせたバンドルパッケージを、9月27日より販売開始すると発表した。

 AT-AR4050S-5Gは、マルチキャリア(SIMフリー)対応の5G通信モジュールを内蔵した、5G/4G LTE通信対応のVPNルータ。SIMカードスロットと標準搭載のアンテナは5Gと4G LTEどちらにも対応しており、利用するエリアや通信状況に応じた、最適なネットワーク環境の構築を提供できるという。

 また、中小規模向けのネットワーク統合管理ソフトウェア「Vista Manager mini」を標準搭載し、とアライドテレシスのWi-Fi 6対応無線LANアクセスポイント「TQシリーズ」と組み合わせることによって、低コストかつ途切れない高速ネットワーク環境を提供できるとのこと。

 今回は、同ルータに各種アニュアル(通年)ライセンスをバンドルしたパッケージを新たに製品化した。具体的には、1)ネットワーク機器の一元管理、2)セキュリティ強化、3)快適な無線LAN環境の構築――、を目的とした3種類のパッケージを用意する。

AT-AR4050S-5G

 このうち1)の「AT-AMF20-AR4050S-5G-1Y」は、AMFマスター基本ライセンス(20メンバー)1年用をバンドルしたもので、ネットワーク機器を含めた、ITインフラ全体の統合管理を実現する独自管理機能「AMF」を利用できる。これにより、複雑化が進むITインフラの導入コストと保守・運用コストを削減するとした。価格は42万1300円(税込)。

 2)の「AT-ASEC-AR4050S-5G-1Y」は、各種セキュリティ関連のアプリケーションとSDN連携する「AMF-SEC mini」ソリューションを利用できるパッケージ。AMF-SEC miniライセンス 1年用×1、AMFマスター基本ライセンス(5メンバー)1年用をバンドルし、価格は63万1400円(税込)となる。

 3)の「AT-AWC20-AR4050S-5G-1Y」は、無線のチャンネルや電波出力を自律的に調整し、電波干渉を最小化するAWC機能を利用できるもので、無線LANコントローラー(AWC)基本ライセンス(20AP)1年用をバンドルした。価格は25万3000円(税別)。