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ピュア・ストレージのデータソリューション、群馬大学医学部附属病院が採用

 ピュア・ストレージ・ジャパン株式会社は25日、同社のデータソリューションが、国立大学法人群馬大学医学部附属病院のテクノロジー基盤に導入されたと発表した。

 群馬大学医学部附属病院は、毎日2000人の外来患者と年間1万3000人の入院患者に対応する、1700人以上の医療スタッフを抱える病院。2015年には、同病院として初めてオールフラッシュストレージを採用し、電子カルテシステムの性能を向上させることに成功したが、オペレーションの遅れが救命を左右する高度急性期病院では、さらなる性能向上が求められていたという。

 こうした課題に対し、群馬大学医学部附属病院のITチームは最近のシステム更改時に、ピュア・ストレージのオールフラッシュストレージソリューションを採用したことで、電子カルテシステムのレスポンスタイムを改善した。以前のシステムでは、頻用されるオーバービュー機能を呼び出すまでに20~21秒必要だったが、更改後は現時点で約1~2秒を計測。また、5倍のデータ削減を実現し、ハードウェア要件の低減によるコスト削減も実現した。

 さらに、ピュア・ストレージのSafeModeテクノロジーにより、同病院のデータの安全性と完全性が向上し、Evergreen//Foreverにより今後7年間の保守費用が削減され、無停止アップグレードが可能になるとしている。