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クラウドブリック、AWS WAFのマネージドサービス「Cloudbric WMS for AWS」新バージョンをリリース

 クラウドブリック株式会社は17日、AWS WAF(Web Application Firewall)のマネージドサービス「Cloudbric WMS(WAF Managed Service) for AWS V2.0」をリリースした。

 Cloudbric WMS for AWSは、AWS WAFの導入と運用する際に多くの企業が抱えている課題を解決するマネージドサービス。セキュリティ専門家が企業に合わせてカスタマイズしたルール提供、誤検知対応、新規脆弱性に対応するなど、ユーザー側の管理負担を最小限にしながら、安定的に高レベルのセキュリティが維持できるようにサポートする。

 新バージョンとなるCloudbric WMS for AWS V2.0では、新たな専用コンソールを導入。専用コンソールでは、攻撃パターン分析や対応状況が確認できるダッシュボードの利用と、当月を含む過去3カ月まで自動作成できるセキュリティレポート機能を提供し、脅威の見える化を実現した。

 また、AWS WAFコンソールに接続しなくても、よく使う機能を変更できるインターフェイスも提供する。インターフェイスでは、IP遮断と国別アクセス制御、過剰なリクエストを送信するIPを制御するレートリミットなどを設定できる。

 ルールセットについても強化し、従来のルールセットの改善と、Log4j脆弱性を利用した攻撃に対応できるルール、Web ACLのログ分析を行って脅威IPとして判断した場合に自動で遮断するルールなどを追加し、高度化を実現した。また、95カ国から収集される脅威IPインテリジェンスを分析し、最も危険なIPアドレスを最大1万個まで自動遮断する機能も提供し、よりレベルの高いセキュリティ体制の構築を可能にした。