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ニューリジェンのセキュリティ運用支援サービス「Cloudscort」、AWSのWAFに対応した新機能などを提供
2022年8月1日 15:44
ニューリジェンセキュリティ株式会社(以下、ニューリジェン)は7月28日、クラウド上に構築されたWebシステムなどを対象としたクラウドセキュリティ運用支援サービス「Cloudscort(クラウドスコート)」において、Amazon Web Services(AWS)のWebアプリケーションファイアウォール(WAF)等に対応した新版を、同日より提供開始したと発表した。
Cloudscortは、利用企業におけるクラウドセキュリティ運用の高度化と、運用の負荷軽減を支援するサービス。パブリッククラウドサービスにおいてネイティブ機能として提供される、Webアプリケーションファイアウォール(WAF)、CSPM(Cloud Security Posture Management)、VA/VM(Vulnerability Assessment/Vulnerability Management)といったセキュリティ機能の運用を自動化するという。
今回の新版では、AWSのネイティブ機能として提供されているWAFとNetwork Firewallに対応した。具体的には3つの新機能として提供される。
1つ目の「Cloudscort Managed Intelligence for ブロックIPリスト自動更新機能」は、ラックとNRIセキュアの脅威インテリジェンスを融合した「Cloudscort Managed Intelligence」により、攻撃者が利用するネットワークからのアクセスを遮断し、悪質なサイバー攻撃を未然に阻止する機能だ。
2つ目の「Cloudscort Security Analytics Engine for WAF」では、WebサイトへのアクセスデータをAIが自動分析し、継続的なサイバー攻撃の可能性があるアクセスかどうかを判定する。具体的には、ブロックすべきIPアドレスをWAFの検知ルールに即時設定し、危険なサイバー攻撃通信を未然に防いでくれるという。
また最後の「AWS Network Firewall向けセキュリティ支援機能」は、AWS Network Firewallを導入している環境に対して、Cloudscort Managed Intelligenceの自動更新機能を提供するもの。これにより、マルウェアを使った攻撃やネットワークの侵害、ソフトウェアの脆弱性によってサーバーが侵害された場合などに、サイバー攻撃通信の遮断を的確に行えるとしている。