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アラクサラとUBiqube、セキュリティリスクの自動検出・対処ソリューションを提供

 アラクサラネットワークス株式会社(以下、アラクサラ)は20日、アイルランドUBiqubeと協業し、セキュリティリスクを自動的に検出・対処するソリューションを販売すると発表した。

 UBiqubeでは、マルチベンダーのさまざまなIT機器が存在する環境において、ITインフラ管理の統合と自動化を行うオーケストレータ「MSActivator」を提供している。同製品では、抽象化されたデバイスと機能のモデリングを用いて、ITインフラの個別の違いを吸収し、管理の統合・自動化を容易に行える点が特徴だが、今回のソリューションでは、このMSActivatorと、アラクサラのネットワークセンサー「AX-Sensor」、およびフローコレクタ「AX-Collector」を連携させることで、設定したしきい値の超過を検出し、検出されたリスクに応じた対処を、自動的に行えるようにするという。

 また将来的には、アラクサラが開発中のサプライチェーンリスク管理(SCRM)と継続的診断・リスク軽減(CRSA/CDM)を統合した、包括的なネットワークインフラ強靭化プラットフォームでも連携する予定で、増大するサプライチェーン脅威と脆弱性リスクを検出・軽減するソリューションとして、重要インフラ・ミッションクリティカル市場に提供したい考えだ。