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インサイトテクノロジー、マルチデータベース対応のDRソリューション「Dbvisit Standby MP」を販売開始

Oracle DBに加えてSQL Serverに対応

 株式会社インサイトテクノロジーは12日、ニュージーランドDbvisit Softwareのディザスタリカバリ(DR)ソリューション「Dbvisit Standby」において、マルチデータベース対応の「Dbvisit Standby MultiPlatform(MP)」を日本国内向けに提供すると発表した。あわせて、サポートも提供する。

 Dbvisit Standbyは、データベースのデータを遠隔地に複製するDRソフトウェア。従来はOracle Databaseのみに対応していたが、Dbvisit Standby MPでは新たにMicrosoft SQL Serverにも対応し、OracleとSQL ServerのDR環境を1つのプラットフォームで同時に設定、運用、管理できるようになった。また、GUIによる簡単かつ同様の操作で、両データベースのDR環境を構築可能とのこと。

 SQL Server関連の機能では、SQL Server Standard Editionでも複数スタンバイDBの作成を行えるほか、自動フェイルオーバー、DRテストモードでの災害訓練が可能。データ通信の暗号化によるセキュリティ対策も行われる。加えて、SQL Serverのログシッピング設定・運用・管理を完全自動化でき、SQL ServerのDR環境に関するコストを最小化可能とのことだ。

 対応環境は、Oracle Databaseが12c、18c、19の、Enterprise EditionとStandard Edition(SE、SE1、SE2)、Express Edition。またSQL Serverは2012~2019のStandard Edition、Web Edition、Personal Edition、Express Editionに対応した。

 なお今後は、PostgreSQLやMySQLへの対応も予定されている。

Dbvisit Standby MPの画面イメージ