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BBIX、シンガポールに相互接続ポイント「BBIXシンガポール第2センター」を開設

 BBIX株式会社は7日、シンガポールに「BBIXシンガポール第2センター」を開設し、8月から「Smart IXサービス」の提供を開始すると発表した。

 BBIXでは、シンガポールには多くの大規模データセンターや海底ケーブルの陸揚げ局が存在し、グローバル通信の相互接続ハブのひとつとして重要視されており、世界中からコンテンツ事業者やインターネット接続事業者、クラウド事業者、エンタープライズ、教育機関などが集まり、トラフィック交換を行っていると説明。こうしたシンガポールの良好なインターネット環境を背景に、シンガポール第2センターを開設するとしている。

 シンガポール第2センターで提供するSmart IXサービスは、大手コンテンツ事業者やインターネット接続事業者、エンタープライズ、教育機関などを対象に、サービスを利用する顧客間のトラフィックを交換する相互接続ポイントを提供する。対応インターフェイスは、10Gigabit Ethernet/100Gigabit Ethernet。

 BBIXがシンガポール第2センターで、Smart IXサービスや、付加サービスのひとつである「拠点間接続」を提供することで、顧客は同じ拠点に接続している他のSmart IXサービス利用者や、BBIXが他の拠点で提供しているIXサービスの利用者との間で、低遅延で高品質なトラフィック交換が可能になる。

 BBIXでは、シンガポール第2センターの開設を通して、シンガポール国内でのカバレッジをさらに拡大していくとしている。