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BBIX、フィリピン国内の6データセンターに拠点を開設し、IXサービスを提供

 BBIX株式会社は5日、InfiniVANとの合弁会社BBIX Philippinesが、フィリピン国内の6つのデータセンター内に拠点を開設し、10月1日からIXサービスを提供すると発表した。

 フィリピンでは、EC市場の拡大などによるブロードバンド通信の普及が急速に進んでおり、また、2023年末に予定されている海底ケーブルの陸揚げにより、東南アジアにおけるハイパースケーラーのインターネットトラフィックが集積するデジタルハブとして機能することが期待されているという。

 今回、6つのデータセンター内に拠点を開設することで、フィリピンおよび東南アジアのコンテンツ事業者やインターネット接続事業者が、BBIX Philippinesのキャリアニュートラルで、低コストかつ低遅延なIXサービスを利用できるようになる。

 開設するBBIXマニラ第1~第6拠点では、IXサービスとして、大手コンテンツ事業者やインターネット接続事業者、教育機関、企業などを対象に、サービスを利用する顧客間のトラフィックを交換する相互接続ポイントを提供する。対応インターフェイスは、1G/10G/100G Ethernet。

 InfiniVANダイレクターの中原茂樹氏は、「フィリピン国内に6拠点同時開設する今回のサービスの展開は、BBIX Philippines独自のアプローチです。また、InfiniVANがメトロマニラ内外で提供するダークファイバーを活用したデータセンター間接続は、BBIX PhilippinesのIXサービスを利用するインターネットサービスプロバイダー(ISP)に、より高速かつ手頃な料金でのインターネットサービスの提供と、同時にコンテンツのローカライズをも可能にします。BBIX Philippinesは、フィリピン全土に同様のサービスを展開することを目指していきます」とコメントしている。