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BBIX、シンガポールに3番目の拠点となる「BBIXシンガポール第3センター」を開設

 BBIX株式会社は13日、Global Switchが運営するシンガポールのデータセンター「Singapore Tai Seng」内に、「BBIXシンガポール第3センター」を開設し、11月から「Smart IX サービス」の提供を開始すると発表した。

 BBIXでは、シンガポールは国際通信のための海底ケーブルやデータセンターが集まる、アジアの中でも特に重要な相互接続ハブの一つとなっており、国内外から多くの大手コンテンツ事業者やインターネット接続事業者などがトラフィックの交換を行っていると説明。Global Switch Singapore Tai Sengは、東南アジア最大級のネットワーク型データセンターが集積する立地にあり、複数の海底ケーブルの終端装置が収容され、グローバルおよびローカルの大手インターネット事業者が集中しているという。

 シンガポール第3センターは、エクイニクスSG1内の「シンガポール第1センター」、エクイニクスSG5内の「シンガポール第2センター」に続く、BBIXのシンガポールにおける3番目の拠点となり、新たに開設するシンガポール第3センターでSmart IXサービスを利用することで、顧客はシンガポール第3センターやBBIXが他のエリアで運営する各拠点に接続するサービス利用者と、トラフィックの交換が可能になるとしている。

 シンガポール第3センターのSmart IXサービスでは、大手コンテンツ事業者やインターネット接続事業者、エンタープライズ、教育機関などを対象に、サービスを利用する顧客間のトラフィックを交換する相互接続ポイントを提供する。対応インターフェイスは、10Gigabit Ethernet/100Gigabit Ethernet。