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ジョイゾー、LINEのAI-OCR「CLOVA OCR」とkintoneを連携させるプラグインを提供

レシート・領収書や請求書を読み取り、kintoneアプリに自動登録可能

 株式会社ジョイゾーは7日、LINEのAI-OCRサービス「CLOVA OCR」のレシート・領収書特化型、請求書特化型と、サイボウズの業務アプリ作成クラウド「kintone」との連携を可能にするkintoneプラグイン「CLOVA OCRプラグイン」を提供開始すると発表した。

 CLOVA OCRは、帳票や画像に記載された文字や文章を読み取り、テキストデータへ変換するAI-OCRサービス。さまざまな書類の読み取りに対応しているが、請求書・レシート/領収書・本人確認書類・名刺については、読み取り精度を向上させるための特化型も用意されている。

 ジョイゾーでは今回、CLOVA OCRのレシート・領収書特化型、請求書特化型とkintoneを連携させるためのkintoneプラグイン「CLOVA OCRプラグイン」を提供開始した。従来、kintoneとCLOVA OCRの連携には個別開発が必要だったが、このプラグインを利用すると、開発工数不要で連携が可能になる。

 具体的には、CLOVA OCRプラグインがインストールされたkintoneアプリ上に、レシートや請求書の画像ファイルをアップロードするだけで、CLOVA OCRと連携してレシート内の店名、住所、明細金額、合計金額などの必要事項を読み取り、kintoneアプリのフィールドに自動登録してくれるようになる。

 これによって、領収書や請求書のデータ化、さらに内部承認フロー等といった業務プロセスを一気通貫してkintoneで行えるようになるとのこと。

 なお「CLOVA OCRプラグイン」の利用料金(税別、kintoneサブドメインあたり)は、月額1万円もしくは年額11万円。このほか、kintone、CLOVA OCR(レシート・領収書特化型、 請求書特化型)APIの契約もそれぞれ必要となる。