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A10ネットワークス、「A10 Thunder CFW」でクラウド活用とゼロトラスト実現に必要な機能を提供するプロキシパッケージを提供

 A10ネットワークス株式会社は2日、統合型ADC+ファイアウォール製品「A10 Thunder CFW」について、クラウド活用を促進する機能をパッケージ化した「プロキシパッケージ」を、日本市場で提供開始した。

 プロキシパッケージは、A10 Thunder CFWにおけるクラウド活用とゼロトラスト実現に必要な機能を、シンプルな形態で提供するパッケージ。IPレピュテーションやマルウェアスキャンといったオプション機能を追加した上位エディションを含む、「Basic Edition」「Enterprise Edition」「Premium Edition」の3つのエディションで展開する。

 Basic Editionは、プロキシの基本機能(トラフィック・アプリケーション制御、クラウドアクセスプロキシ、ユーザー認証・許可)に、回線負荷分散やSSL/TLS復号、URLフィルタリング、WAF、L4ファイアウォール、スクリプト制御、サイト間冗長、テナント制御、IPv4/IPv6変換、レートリミットなど、クラウド活用やゼロトラスト実現に必要な機能を搭載する。

 Enterprise Editionは、Basic EditionにIPレピュテーション機能、マルウェアスキャン(8エンジン)機能を追加。Premium Editionは、Enterprise Editionに統合管理ツールを追加し、DDoS防御やDNSセキュリティ、メールセキュリティ、マルチスキャン(12~32エンジン)、コンテンツ無害化、DLP、クラウド型プロキシのオプション機能を選択できる。

 プロキシパッケージは、フォームファクタとしてハードウェアアプライアンスと仮想アプライアンス、導入形態として透過型や明示型、フォーワード/リバースプロキシ、冗長化を用意し、組織のセキュリティやインフラ基盤に合わせて、機能や導入方法を柔軟に選択できる。

プロキシパッケージの各エディションイメージ図