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A10、「A10 Thunder CFW」の100Gbps対応仮想アプライアンスモデルを提供

通信事業者の5G展開におけるNFV環境への移行を促進

 A10ネットワークス株式会社(以下、A10)は10日、セキュリティプラットフォーム「A10 Thunder CFW(Convergent Firewall)」について、100Gbps対応仮想アプライアンスモデルを日本市場で提供開始すると発表した。

 A10 Thunder CFWに搭載された「5G Gi-LANソリューション」は、通信事業者のセキュリティを強化し、5G、IoT対応を支援するソリューション。モバイルコアの管理と防御のための包括的な機能と、5Gで必要となる大容量の性能要件を満たし、物理および仮想アプライアンスともに各国の大手通信事業者に採用されている。

 今回、A10 Thunder CFWの仮想アプラインスモデルにおいて、新たに100Gbps対応モデルを提供することで、通信事業者のアジャイルかつ拡張性の高いNFV基盤への移行を支援するとしている。

 通信事業者は、物理ネットワーク機能(PNF)を維持しながら、ネットワークインフラの一部を仮想ネットワーク機能(VNF)に移行しており、A10では物理と仮想の両方でソリューションを提供しているため、同一インフラ内でPNFとVNFを容易に統合できると説明。また、主要なオーケストレーターと連携しており、物理と仮想の全体にわたる設定と管理も統合できるとしている。