A10ネットワークス、OPSWATのファイル無害化・マルチスキャンソリューションを提供

　A10ネットワークス株式会社（以下、A10）は19日、OPSWAT JAPAN株式会社（以下、OPSWAT）のファイル無害化・マルチスキャンソリューション「MetaDefender Core」を、「A10 Security Gateway with OPSWAT」として提供開始すると発表した。

　MetaDefender Coreは、多様なファイルを柔軟に制御可能なDeep CDRによるファイル無害化と、マルウェア対策エンジンを最大で35種類統合（2020年11月現在）したマルチスキャンエンジンMetascanによる高い検知率を特徴とする、ファイル無害化・マルチスキャンソリューション。

　A10では、OPSWATとのパートナーシップにより、MetaDefender CoreをA10 Security Gateway with OPSWATとして提供する。これによりA10は、暗号化通信内の脅威に対する包括的な対策を提供できるようになり、SSL可視化機能を提供する「A10 Thunder CFW」が標準で備えるクラウドサービス向けトラフィックの振り分け機能や、サーバーの負荷分散、ファイアウォール、セキュアなリモートアクセスなどの機能と合わせて利用することで、クラウドサービス推進のためのネットワークインフラを構築できるとしている。

　A10 Security Gateway with OPSWATは、2020年12月中に提供を開始する。