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CNCI、JPIX、アット東京の3社、名古屋市内に新たなデータセンターおよび接続拠点を開設

 株式会社コミュニティネットワークセンター(以下、CNCI)、株式会社JPIX、株式会社アット東京の3社は8日、名古屋市内に新たなデータセンターおよび接続拠点を開設すると発表した。運用開始は2027年4月を予定している。

 3社は、クラウドサービスや各種コンテンツ配信サービスに加え、AIサービスの利用拡大を背景に、全国各地でデータ/トラフィックの処理能力向上や低遅延な接続環境へのニーズが高まっていると説明する。一方で、これまで各地域におけるデータセンターおよび接続拠点では、機器の運用、外部通信、相互接続・トラフィック交換などに必要な設備を、利用者が用途に応じて個別に構築・確保する必要があり、運用面やサービス調達における負担が課題となっていたという。

 データセンターや接続拠点が首都圏および関西圏に集中する中で、今回の取り組みでは異なる事業領域の3社が共同で中部圏の名古屋市内に拠点を開設することで、利用者にとって利便性が向上し、運用面やサービス調達における課題解決につながるとしている。

 取り組みにおいて、CNCIは中部圏の通信事業者として、名古屋市内に「CNCI名古屋第1センター(NGO1)」を開設する。NGO1における監視やリモート保守サポートを備えたデータセンターサービスに加え、CNCIグループ12社が愛知県・岐阜県を中心に敷設しているアクセス回線と接続することで、企業、自治体および公共機関が本拠点を利用する際の地域接続基盤を提供する。

 JPIXはIX事業者として、中部圏でのIX接続を接続拠点から提供する。広帯域な基幹回線を用いてJPIX東京およびJPIX大阪の両IXセグメントに接続可能とし、首都圏・関西圏宛てのトラフィック交換を可能にするとともに、各地域での多様なネットワークとの効率的な相互接続を実現する。

 アット東京はデータセンター事業者としての運用ノウハウを生かし、同社が接続ポイントを持つメガクラウドをはじめ、国内外の多様なサービスへの接続をATBeX名古屋APを介して提供する。同拠点を利用することで、主要なクラウドサービスやデジタルサービスへセキュリティを確保し、低遅延でアクセスできるようになる。

 3社は連携により、データセンター、IX、クラウド接続ポイントおよびアクセス回線を同一拠点で利用できる環境を整えたと説明。これにより、運用面やサービス調達における負担が軽減し、低遅延で柔軟かつセキュリティを確保したネットワークを利用できるとしている。また、3社は取り組みを通じて、分散型デジタルインフラの新たなモデルとして、今後も継続的に発展させていくとしている。