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日立、Azure Stack HCIベースのHCIソリューションを提供

 株式会社日立製作所(以下、日立)は1日、「日立ハイパーコンバージド インフラストラクチャ ソリューション(以下、日立HCIソリューション)」において、新たに「日立HCIソリューションfor Azure Stack HCI」を販売開始した。

 日立HCIソリューションfor Azure Stack HCIは、マイクロソフトの認証テストに合格し、最適なパフォーマンスと信頼性を確保したHCI構成を、あらかじめ構築した状態で提供するソリューション。日立ではマイクロソフトと協力し、サーバーの開発および動作検証を実施しており、検証結果に裏付けられたサイジング情報に基づく的確なシステム構成で環境を構築して提供するため、Azure Stack HCI環境を短期間で導入できる。

 Microsoft Azureとのハイブリッドクラウド環境において、製品・サービス間にまたがる複合的な問題が発生した場合、日立サポート360の窓口がワンストップ受付を行い、日立内の各製品のサポートチームが緊密に連携することで、迅速な問題解決を支援する。

 また、マイクロソフトが提供する管理ツール「Azure Portal」で、日立HCIソリューションfor Azure Stack HCIにあるサーバーノードのリソース表示や、HCIクラスタで実行した操作とイベントの一覧を確認でき、パブリッククラウドとオンプレミスの管理オペレーションの一元化を実現する。

 仮想化OSのAzure Stack HCIは、Azureと同様にサブスクリプションでの提供となり、物理コアに対して課金される。利用量に基づき課金されるため、コストをクラウドライクに最適化できる。

「日立HCIソリューションfor Azure Stack HCI」の仕様