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IIJ、海外向けゼロトラストネットワークサービス「Safous」をオンライン販売開始

 株式会社インターネットイニシアティブ(以下、IIJ)は28日、海外向けゼロトラストネットワークアクセス(ZTNA)サービス「Safous」について、オンラインでの販売を開始した。

 Safousは、事前に許可されたユーザー端末やIoTデバイスから、IIJが設置したアクセスポイントを介して、強固な認証・認可の制御のもと、顧客社内やクラウド上にある業務アプリケーションなどの社内情報リソースに安全に接続できるサービス。この構成により、外部から社内ネットワークへのアクセスを許可する必要がなくなり、企業ネットワークを狙った攻撃リスクを軽減できる。

 IIJでは、2021年にSafousの提供を開始し、これまではIIJグループの海外拠点(米国、中国、インドネシア、タイ、ベトナム)および国内拠点を中心に販売していたが、新たにオンラインでの販売を開始した。これにより、国や地域を選ばずサービスの申し込みが可能になり、企業は必要なプランとオプションをWebサイトで選択するだけで、最短30分でSafousを利用開始できる。

 Safousの提供価格は、「スタンダード」プランが1ユーザーあたり月額9.99ドル、操作内容の録画やスーパーバイザーコントロールが利用可能な「スタンダードプラス」プランが1ユーザーあたり月額10.99ドル。両プランとも、アプリケーションゲートウェイの利用料金が月額200ドル。提供地域に関わらず米ドルでの提供となり、契約は10アカウントから。