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Synology、大規模ストレージ向け「Synology HD6500」とエントリー向け「Synology RackStation RS422+ NAS/SAN」を発表
2022年4月28日 13:30
Synologyは28日、ラックマウント型ストレージサーバーの新製品として、大規模ストレージ向けの4U・60ベイモデル「Synology HD6500」と、エントリーレベルの1U・4ベイモデル「Synology RackStation RS422+ NAS/SAN」を発表した。
Synology HD6500は、4Uサイズに60ベイを備え、最大容量960TBをサポートし、大規模ストレージを効率化するように設計された製品。最大4台の拡張ユニット（RX6022sas・60ベイ）と組み合わせることができ、20Uの設置面積で4PB以上のストレージを実現する。
インターフェイスは、10GbEポート×2、1GbEポート×3を備え、オプションで10GbE SFP+/RJ-45、25GbE SFP28、またはFibre Channelの追加が可能。シーケンシャル読み取りでは6688MB/秒、シーケンシャル書き込みでは6662MB/秒を超えるパフォーマンスを実現する。
また、Synology HD6500のストレージコントローラー、ファームウェア、オペレーティングシステムは、Synologyの企業向けSAS HDD「Synology HAS5300 SAS HDD」との互換性が徹底的に検証されており、併用することで長期的なパフォーマンス、信頼性、およびデータの整合性が最適化されると説明。さらに、冗長電源、SASマルチパス対応、帯域外（OOB）管理により、データとサービスの可用性が確保されるとしている。
Synology RackStation RS422+ NAS/SANは、1Uサイズで奥行き327.5mmとコンパクトサイズの4ベイストレージ。1GbEポート×2を備え、アップグレードモジュールにより10GbEポートも追加できる。
国内では、株式会社アスクが両製品の販売を発表した。製品の予想市場価格（税込）は、Synology HD6500が274万6000円前後、Synology RackStation RS422+が11万5400円前後。