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Synology、2Uラックマウント型8ベイストレージサーバー「RackStation RS1221+/RS1221RP+」を発表

 Synologyは15日、小企業向けストレージサーバーの新製品として、2Uラックマウント型の8ベイストレージサーバー「RackStation RS1221+」および冗長電源構成の「RackStation RS1221RP+」を発表した。

 RackStation RS1221+/RS1221RP+は、CPUにAMD Ryzen V1500B プロセッサを採用した初のRackStationシリーズ製品。従来機種(RS1219+)と比較して、3.6倍高い計算パフォーマンス、3.8倍のランダム読み取りIOPS、2.3倍の順次書き込みパフォーマンスを提供。これにより、データ管理とバックアップタスクのパフォーマンスが向上し、企業は高いパフォーマンスを維持しながら、より多い同時接続ユーザー数とサービス数を実現できるとしている。

RackStation RS1221+

 本体サイズの奥行きは、フロントのサーバーハンドルを含めて、RS1221+では306.6mm、RS1221RP+では407.5mmと、標準の2Uラックマウントデバイスの半分以下で、壁に取り付けられたキャビネットなどの小型のラックマウントエンクロージャーや、2ポストラック(RS1221+のみ)への設置にも対応する。

 本体には4GBのDDR4 ECCメモリを標準搭載し、最大32GBに拡張可能。PCIe 3.0スロットも装備し、10ギガビットイーサネット(GbE)へのアップグレードや、Synology M.2 カードとSynology SVN3000 シリーズ SSD4の追加により超高速NVMeキャッシュを作成できる。ドライブについては、拡張ユニット「RX418」および互換性のあるドライブを使用して、12個のドライブベイまで拡張が可能。延長サポートを希望する企業では、3年間の限定保証を5年に延長することができる。

 製品の想定価格(税込)は、RS1221+が15万7000円、RS1221RP+が21万5000円。