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Synology、12ベイNASキット「RackStation RS2421+/RS2421RP+」を発表

RackStation RS2421+

 Synologyは22日、2Uラックマウント型12ベイNASキットの新製品「RackStation RS2421+」と、その冗長化電源モデル「RackStation RS2421RP+」を発表した。

 RackStation RS2421+/RS2421RP+は、従来機種に比べてランダム書き込みIOPSが103%、ランダム読み取りIOPSが161%高速になっており、シーケンシャル読み取りは性能が26%向上して2200MB/秒、シーケンシャル書き込みは性能が63%向上して1154MB/秒を実現している。

 両機種とも、10ギガビットイーサネット(GbE)または25GbEのNICを追加してネットワークスループットを向上させることや、M.2アダプターカードを用いて「Synology SNV3400/3500 NVMe SSDキャッシュ」を追加することで、標準のドライブベイを占有することなくランダム読み取り/書き込みIOPSを引き上げることができる。

 メモリは32GBまで拡張でき、ドライブベイは「RX1217(RP)」拡張ユニットにより総スロット数を24に拡張できる。

 また、プライベートクラウドストレージ機能を提供する「Synology Drive」、チャット機能を提供する「Synology Chat」、オフィスアプリケーションを提供する「Synology Office」など、ストレージサーバーを拡張する150以上のアプリが利用できる。

 国内では、株式会社アスクがRackStation RS2421+/RS2421RP+の販売を発表した。製品の予想市場価格(税別)は、RackStation RS2421+が24万9000円前後、RackStation RS2421RP+が32万6000円前後。