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住友電工情報システム、Excel業務をWebアプリ化する「楽々Webデータベース」クラウド版にワークフロー機能を追加

 住友電工情報システム株式会社は26日、ノーコード型Excel業務効率化支援ツール「楽々Webデータベース」を強化し、クラウド版においてワークフロー機能を利用可能にしたと発表した。またオンプレミス版についても、ワークフロー関連の機能強化を行っている。

 利用しているExcelファイルを読み込むだけで、もとのExcelファイルのデータに対応したWebアプリを自動生成してくれるソリューション。クラウド版とオンプレミス版の双方が提供されている。

 今回はクラウド版において「ワークフローオプション」を新たに提供し、楽々Webデータベースに登録されたデータに、承認業務を追加できるようにした。例えば、見積書の作成業務に承認業務を追加すると、担当者による見積書作成と申請から、上長による承認までのワークフローをペーパーレスで実現できるとのこと。

 また事務作業の業務に活用すれば、作業申請⇒承認⇒作業実施⇒作業完了報告⇒承認⇒業務完了といったワークフローを管理可能になるので、個々の作業の進捗状況や、全体の作業状態を簡単に確認できるようになるという。

見積書作成ワークフロー申請画面

 一方、オンプレミス版では、ワークフロー製品「楽々WorkflowII」が導入されている場合、楽々Webデータベースと楽々WorkflowIIそれぞれに連携設定をすることで、以前からワークフロー機能が利用できたが、今回の新版では、楽々Webデータベース側で設定を行えば、ワークフロー機能が利用可能になっている。

 承認者は、楽々Webデータベースのアプリで開始されたワークフローの承認作業を、普段と同じ楽々WorkflowIIの画面で行えるとのことだ。なお、この新機能を利用するためには、「楽々WorkflowII Ver.8.1.0.0」を利用する必要がある。