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GRANDIT、中小企業向けクラウドERP「GRANDIT miraimil」でプロジェクト原価管理機能を提供

 GRANDIT株式会社は26日、中小企業向けの国産統合型クラウドERP「GRANDIT miraimil」について、「プロジェクト原価管理機能」の提供を4月から開始すると発表した。

 GRANDIT miraimilは、日本の業種固有の商習慣をパターン化したサービスで、「商社・卸売業」「サービス業」「情報サービス業」に特化した3種類のプランを提供している。

GRANDIT miraimilがカバーする領域

 今回提供を開始する「プロジェクト原価管理機能」は、案件(プロジェクト)ごとに個別の原価管理が必要となる、サービス業向けの機能。調達業務、経費業務と連携しながら、案件ごとに工事進行基準の進捗売り上げおよび実行予算管理をシームレスに実現することで、担当者の業務負担を減少できる。業務効率化に役立つとともに、プロジェクトごとの収支状況を見える化し、より精緻なプロジェクト実行計画の進捗管理を実現する。

 既存業務とシームレスに連携することで、効率的な原価管理業務を実現。案件ごとに工程を設定できるため、さまざまな形態のプロジェクト管理に対応できる。集計した実績を元に予実対比を行うことができ、差異分析を迅速に行える。Web画面からの操作に加え、表計算ソフトで作成した実行予算をシステムに取り込むことができ、データ登録作業も軽減できる。

 GRANDITでは、GRANDIT miraimilは今後も他業種向けのプラン拡大や周辺サービスとの連携強化を行い、利用者が必要とする機能やサービスを拡充させながら、中小企業のさらなる成長のため、企業のデジタル化を通じて業務効率化を支援していくとしている。