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Colt、クラウド接続サービスのAWS共有接続メニューを最大10Gbpsに増強

 Coltテクノロジーサービス株式会社(以下、Colt)は21日、Coltのクラウド接続サービス「Colt Dedicated Cloud Access」について、Amazon Web Services(AWS)への共有接続(Hosted Connection)が、最大10Gbpsまで提供可能になったと発表した。

 Colt Dedicated Accessの共有接続は、論理的にクラウドへ接続することでコストを抑えながら、クラウド専用線接続を実現するサービス。これまで、10Gbpsの広帯域接続は、専用接続のみ対応していたが、今回のアップグレードにより専用接続、共有接続ともに最大10Gbpsでアジア、ヨーロッパの各PoP(接続拠点)に接続できる。

 Coltのクラウド接続サービス「Colt Dedicated Cloud Access」や「Colt On Demand」を利用することで、顧客自身でクロスコネクトを用意せずに直接にAWSへ接続できるため、TCO削減を実現する。

 さらに、今回のアップグレードに伴い、顧客の閉域クラウド接続をより広帯域で接続できるようになり、Colt Dedicated Cloud AccessによりAWS上の仮想インターフェイス(プライベート、パブリック、トランジット)などの、広帯域向けAWSサービスの利用をサポートする。

 Coltでは、昨今のハイブリッド型勤務などの増加に伴い、フレキシブルなトラフィックコントロールが求められるケースが増えていると説明。こうした状況に対し、Colt On Demandを利用することで、クラウドの柔軟性を最大限生かす、迅速なネットワーク開通が可能になるとしている。また、オフィス勤務、在宅勤務の割合に合わせてネットワークを増減速できるため、高いコストパフォーマンスでクラウド活用環境を構築できるとしている。