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Colt、閉域網によるクラウド接続サービスがアリババクラウドへの接続に対応

 Coltテクノロジーサービス株式会社は10日、企業の拠点と各種パブリッククラウドを接続する「Coltクラウド接続サービス(Dedicated Cloud Access)」が、Alibaba Cloud(アリババクラウド)への接続に対応したと発表した。なおアリババクラウドへの接続サービスは、日本、香港、シンガポールなどのアジアを皮切りに世界へ展開するという。

 Coltクラウド接続サービス(Dedicated Cloud Access)は、データセンターやオフィス、クラウドサービス事業者などをセキュアかつ信頼性の高い専用線で接続するサービス。これを利用することにより、ユーザー企業は、ネットワークコストを削減し、帯域スループットを上げられるほか、インターネットでの接続に比べて安定したネットワーク体験を実現するという。

 クラウドサービスはすでに、Amazon Web Services(AWS)、Microsoft Azure、IBM Cloud、Google Cloud Platform(GCP)、Oracle Cloudなどに対応しているが、今回はこのサービスが、アリババクラウドへの接続に対応した。

 アリババクラウドは、中国アリババグループの全ECサービスを支えるコンピューティングプラットフォームをベースとし、さまざまなクラウド機能やネットワーク、セキュリティ機能を提供。グローバル企業の中国での展開を支えるプラットフォームとして、広く利用されている。

 またグローバルでは19のリージョンと56のアベイラビリティゾーンを持ち、国内でも東京リージョンを提供。中国国内に止まらない活用が可能になっているとのことだ。