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日本テラデータ、データウェアハウス「Teradata Vantage」とインティメート・マージャーの「IM-DMP」を連携

 日本テラデータ株式会社は11日、株式会社インティメート・マージャーが提供するデータマネジメントプラットフォーム(DMP)「IM-DMP」と、テラデータの主力製品であるデータウェアハウス(DWH)ソフトウェア「Teradata Vantage」を連携させたと発表した。

 IM-DMPは、約4.7億ユニークブラウザーのオーディエンスデータを保有し、そのデータを解析して、高精度なサードパーティデータを生成・提供する。Teradata Vantageは、こうした顧客関連データを含むあらゆるデータを統合して、分析する環境を提供する。

 IM-DMPから連携・提供されるサードパーティデータを、Teradata Vantage に統合し、企業が持つ1stおよび2ndパーティデータと組み合わせて分析することで、より有効なビジネスアイデアへの変換を可能にする。

 これにより、消費者像のより詳細な理解に基づく高度なマーケティングや、効率的なビジネスプロセスを実現し、企業の意思決定の透明性の向上や、新規顧客の獲得率や既存顧客のLTV(Life Time Value:顧客生涯価値)を向上させるとしている。

 連携は、リアルタイム、バッチのいずれによっても実行が可能。リアルタイム連携は、消費者ひとりひとりの「いまの状況」をとらえることで、消費者のフリクションを最小限に抑え、「必要なタイミングで」「必要なものを」「適切な手段で」提供するという、消費者に寄り添ったコミュニケーションを可能にする。バッチ連携は、連携するセグメント情報を活用し、高度な分析により得られたインサイトをもとに、よりビジネスに適したカスタムセグメントを構成することで、最適化されたカスタムセグメントに向けた、コミュニケーションによるROIの高いマーケティングが可能になるとしている。