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クラウド契約サービス「クラウドサイン」、大規模な書類管理を効率化する新機能を提供

 弁護士ドットコム株式会社は23日、クラウド契約サービス「クラウドサイン」のエンタープライズプランにおいて、契約書管理の自動化と、格納するキャビネットに対してグループごとに閲覧権限の設定が可能な「スマートキャビネット機能」を提供開始すると発表した。

 スマートキャビネット機能は、複数部署での利用を想定するエンタープライズ企業向けの書類管理機能。大規模かつ複雑な組織構造や、契約締結件数が多い場合に、煩雑になりがちな契約書管理をルール化してミスなくスムーズに行えるという。

 具体的には、事前に設定した条件に基づいて書類を自動で分類でき、クラウドサイン上でグループ設定されている部署やプロジェクトなどに対して、格納したいキャビネットが決まっている場合に、そのルールを設定しておくと、クラウドサインで契約締結が完了した際に、指定のキャビネットへ自動的に格納される。

 また、部署やプロジェクトなど任意の単位でユーザーを「メンバーグループ」としてグルーピングするとともに、同じく書類を取り扱う部署や書類の種別など、任意の単位で「キャビネット」としてグルーピング可能。メンバーグループとキャビネットをひも付けることで、ユーザーの所属や書類の種別に応じた適切なアクセスコントロールを実現でき、例えば、営業部キャビネットに対して、営業部・法務部のみ閲覧できる設定を行えるとした。