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キヤノン、90%超の部品リユース率を達成した再生複合機「Refreshed」シリーズ2機種を発表

 キヤノンは9日、再生複合機「Refreshed」シリーズの新製品として、「imageRUNNER ADVANCE DX C3830F-RG」と「imageRUNNER ADVANCE DX C3826F-RG」の2機種を7月下旬に発売すると発表した。価格はいずれもオープン。

 キヤノンは、回収した使用済み複合機を再生するリマニュファクチュアリングに取り組み、再生複合機「Refreshed」シリーズとして商品展開している。回収された製品は部品レベルまで分解し、洗浄・清掃を行った上で、厳密な再生基準に基づき劣化・摩耗部品を交換し、再使用可能な部品を活用している。

 新製品は、新品の複合機と同等の高い基本性能と品質を確保しながら、業界最高水準の部品リユース率を実現した再生複合機。C3830F-RGはA4片面で毎分30枚、C3826F-RGはA4片面で毎分26枚の印刷が可能。新品複合機の開発段階から再生を前提として設計し、分解しやすく再使用に適した構造とすることで、資源循環の推進に貢献している。

imageRUNNER ADVANCE DX C3830F-RG

 キヤノンの複合機は、製品クラスごとの部品・ユニットの共通化に加え、本体の骨格を統一する「プラットフォーム型開発」を導入している。これにより、同一クラス内であれば異なる機種の部品でも活用でき、製品の再生時における部品リユース率の向上につなげている。また、回収した複合機の稼働年数、故障履歴、プリント枚数などの稼働時のデータに基づき、部品の再使用可否をシステムで自動判定することで、再使用可能な部品を最大限活用している。

 その結果、C3830F-RGは約95%、C3826F-RGは約94.7%の部品リユース率※6を達成し、新品同等の基本性能との両立を図っている。キヤノンは、Refreshedシリーズ全機種で90%を超える業界最高水準の部品リユース率を実現している。

 また、Refreshedシリーズでは、製品を保護する梱包材の緩衝部材やパレット部材に段ボール素材を使用することで、木材パレットを廃止するとともにプラスチック量を削減している。新製品では、梱包材の一部をポリエチレン袋から紙袋に変更するなど、梱包材におけるプラスチックの使用量を削減した。梱包材に使用する全プラスチックの約74%を再生プラスチックに切り替えるなど、資源の有効利用に向けた取り組みを推進している。