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エクシオグループが日本IBMと連携強化、QRadarを活用したマネージドセキュリティサービスを提供

 エクシオグループ株式会社と日本アイ・ビー・エム株式会社(日本IBM)は9日、デジタルトランスフォーメーション(DX)を推進する企業のゼロトラストセキュリティを実現するため、パートナーシップを強化すると発表した。このパートナーシップ強化に伴い、エクシオグループでは、日本IBMのSIEM「IBM Security QRadar SIEM」(以下、QRadar)を活用したマネージドセキュリティサービス「EXEO-SOC(Security Operation Center)サービス」を提供開始する。

 エクシオグループでは、自社内でDXや働き方改革を進めるほか、ゼロトラストセキュリティの実現に向け、QRadarを活用した自社セキュリティ運用の確立を進めてきたという。こうした中で、急増するセキュリティインシデントの防御を目指す企業や、DX推進を目指す企業への支援を加速するため、エクシオグループと日本IBMでは、互いの知見やノウハウを生かしたパートナーシップを強化した。

 これを受けてエクシオグループが提供するマネージドセキュリティサービス「EXEO-SOCサービス」では、システムの脆弱性を突いた不正アクセスや、社内ネットワークの管理IDのパスワード盗用、ウイルスに感染させたPCを不正操作した、外部へのデータ転送などの脅威を事前に予測し、迅速なインシデント対応が可能になるとしている。

 なお、サービスの基盤となるQRadarは、セキュリティ製品、ネットワーク機器、各サーバーから収集したイベント・ログを統合管理して、潜在しているリスクや発生しているインシデントの横断的な相関分析を行い、正確な脅威の把握と迅速な対策を実現する製品。ゼロトラストセキュリティ戦略をけん引するソリューションとして、幅広い業界で採用された実績を持つとのことだ。