ニュース

イーネットソリューションズ、QRadar SIEMのログをWatsonで分析するサービス

 株式会社イーネットソリューションズは7日、IBM Watsonを標準搭載したAIログ分析サービス「Magic Insight for QRadar(SIEM)+QRadar Advisor with Watson」を発表した。同日より提供を開始する。

 QRadar Advisor with Watsonは、IBMがQRadar(SIEM)に対してAIを利用し、より高度な分析を可能とする機能追加アプリケーション。今回提供するイーネットソリューションズのサービスは、QRadar(SIEM)とQRadar Advisor with Watsonをセットにして、月額課金方式で提供するもので、脅威分析活動に対し、常に最新のセキュリティ知識に基づいた正確な洞察を導き出すことが可能という。

 限られた時間の中で人間がアクセスできる情報源よりも、より多くの情報源を照合するため、ヒューマンエラーやアナリストの個人スキルへの依存を排除できるほか、インシデントの発生や新しいインテリジェンスが利用可能になると、自動的に分析を開始・繰り返すため、時間の制約にも縛られなくなるとした。

 初期費用(導入支援サービス)が80万円から、月額費用は解析対象ログの量(event/sec)に応じて異なり、15万円から。なお、1年の最低利用期間が設定されている。