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サイレックス、4×4対応のWi-Fi 6アクセスポイント「AP-700AX」を4月に発売

AP-700AX

 サイレックス・テクノロジー株式会社(以下、サイレックス)は、IEEE 802.11ax(Wi-Fi 6) 4×4対応の無線LANアクセスポイント「AP-700AX」を、4月15日より販売開始すると発表した。価格はオープン。

 「AP-700AX」は、IEEE 802.11a/b/g/n/ac/axに対応し、5GHz帯/2.4GHz帯の同時通信も可能なアクセスポイント。最大2.4Gbpsの高速通信に対応するのみならず、多台数のクライアントの同時通信を実現するOFDMAやMU-MIMOなど、Wi-Fi 6の特長を生かして、混雑した環境でも安定した通信を実現できるという。

 また、5GHz帯/2.4GHz帯それぞれ4個のSSIDを同時に動作可能で、IEEE 802.1Q準拠のタグVLANにも対応するため、部署ごとのネットワークを構築したり、社内無線LANとゲスト無線LANを分割したりすることが可能。マルチSSID使用時は、エアタイム制御機能によってSSIDごとに無線端末の通信時間の割合を設定することもできる。

 有線LANのインターフェイスは、2.5GBASE-T/1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-Tポートと、PoE受電対応の10GBASE-T/5GBASE-T/2.5GBASE-T/1000BASE-T/100BASE-TXポートを搭載。Wi-Fi 6の高速な無線LAN通信を最大限活用できるとした。

 管理面では、サイレックスの統合管理ソフトウェア「AMC Manager」を活用すれば、設定変更や稼働状況を一括管理でき、サポートコストの削減も可能としている。