ニュース

サイレックス、エントリークラスの802.11ac Wave2対応アクセスポイント「AP-200AC」

 サイレックス・テクノロジー株式会社(以下、サイレックス)は19日、5GHz帯/2.4GHz帯の同時通信に対応した無線LANアクセスポイントのエントリーモデル「AP-200AC」を、6月22日より販売開始すると発表した。

 AP-200ACは、IEEE 802.11ac Wave2(2×2)に対応した無線LANアクセスポイント。IEEE 802.11a/n/ac(最大867Mbps)とIEEE 802.11b/g/n(最大300Mbps)の同時通信に対応し、最大200台の無線端末を接続できるという。

 また、5GHz帯/2.4GHz帯で各4個のSSIDを同時に動作させることができ、IEEE 802.1Q準拠のタグVLANにも対応するため、部署ごとにネットワークを分割したり、社内用無線LAN/ゲスト用無線LANをそれぞれ提供するといった利用法もサポートする。

 セキュリティ機能としては、IEEE 802.1X認証に対応。さらに、サイレックス製ネットワーク製品を対象とした統合管理ソフトウェア「AMC Manager」を利用して、設定変更や稼働状況などの一括管理を行えるため、サポートコストの削減が可能。サイレックスでは、オフィス、小売、宿泊施設や、昨今無線ネットワーク化が進みつつある介護福祉施設などにも適していると説明している。

 有線のインターフェイスは1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T×2ポートを備え、うち1ポートはPoE受電に対応している。

AP-200AC