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サイレックス、文教市場での利用に特化した無線LANアクセスポイント

Sky製のタブレット対応授業支援ソフトと連携

 サイレックス・テクノロジー株式会社(以下、サイレックス)は7月31日、Sky株式会社が提供するタブレット対応授業支援ソフト「SKYMENU Class」に対応した製品として、インタラクティブ画像伝送対応無線LANアクセスポイント「SKY-AP-300AN」を発表した。9月初旬に販売開始する。価格はオープン。

 「SKY-AP-300AN」は、WPA2-Enterprise/802.1x/MACアドレスフィルタなど、業務用途で必要になるセキュリティ機能を搭載したアクセスポイント。SKYMENU Classとの連携を前提に開発された専用製品で、無線LANはIEEE 802.11a/b/g/nに対応しており、最大300Mbpsでの通信を行える。

 最大の特徴は、SKYMENU Classに組み込まれたサイレックスのUSB Virtual Link技術を生かして、ワイヤレスディスプレイ連携機能に対応する点。SKYMENU Classの投影ボタンをクリックすると、無線で画像送信が行える。また、HDMIインターフェイスが搭載されているので、インタラクティブ画像伝送機能により、Windowsタブレットの画面を電子黒板、短焦点プロジェクタなどに無線LANで投影することも可能とした。

 さらに、USBインターフェイスと電子黒板のタッチ信号出力I/FをUSBで接続すれば、タッチ信号も無線化でき、電子黒板で操作したタッチ動作を、画面を投影しているWindowsタブレット側と同期させられるとのこと。

 なお、無線LAN機器は最大56台まで接続できる。

石井 一志