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NEC、“国産クラウド”をパッケージ化した「NEC Cloud IaaS Pack」を提供開始

神奈川データセンターのセキュアな環境で運用

 日本電気株式会社(以下、NEC)は7日、オンプレミス環境からクラウドへ移行したい企業などを支援するため、クラウド環境構築時に必要となる構成選択をなくし、シンプルな製品体系で提供するパッケージ「NEC Cloud IaaS Pack」を提供開始すると発表した。

 NEC Cloud IaaS Packは、NECが自社運用するデータセンターから“国産クラウド”を提供するパッケージ。NECがあらかじめ構成をサイジングして提供するため、手間なくクラウド環境を導入できるという。またサーバーの稼働状況やリソースの利用状況は、管理ポータル(セルフサービスポータル)にてWebブラウザ経由で確認可能だ。

 サービスは、NECが自社で運用し、さまざまなセキュリティ対策やBCP対策が施された神奈川データセンターの環境を利用しており、安全・安心なクラウド環境を提供できる点も特徴。さらに、NEC Cloud IaaS Packで運用する重要な業務データは、同一のデータセンター内でバックアップの保管を行うことも可能となっている。

 スペックは、4NCU × 4vCPU、8GBメモリ、システムディスクとデータディスクが各100GB、Windows Server 2016 Standard Edition(SPLAライセンス)、インターネット接続(ファイアウォール付き)といった内容で、月額2万9800円。2世代のバックアップを含めた場合で月額3万4800円となる。