NTTテクノクロス、スマホで会社宛の電話応答を行えるクラウド型電話サービス「RING x LINK」を強化

　NTTテクノクロス株式会社は、スマートフォンで会社宛の電話対応を行えるクラウド型電話サービス「RING x LINK（リングリンク）」において、自動応答によるSMS送信機能などを備えた新版を、3月1日より販売開始すると発表した。

　RING x LINKは、会社宛の電話を担当者に自動転送するクラウド型電話サービス。電話番号による自動振り分け機能を備えており、例えば、既存顧客からの電話をカスタマーサポート部門へ回す一方、登録のない新規顧客は営業部門へ転送するといったことが可能になる。これにより、テレワーク時の課題である電話の取り次ぎ業務が不要となり、迅速な電話応対を行えるため、顧客と従業員の満足度向上に貢献するとした。

　今回の新版では、まず、IVR（自動音声応答）機能が拡充され、自動応答において、テキストやURLなどをSMSで送信可能になる。テキストメッセージによる回答やWebサイトへの誘導などを行うことで、問い合わせ内容に対して、迅速かつ正確な情報を提供できるため、顧客満足度の向上と電話対応による業務負担の軽減を両立するとのこと。

　またオプションとして、利用中の固定電話番号をスマートフォンから発信できる機能を提供する。既存の固定電話番号を通知することで、顧客に安心感を与えるとともに、従業員のプライバシーを確保するとしている。なお、こちらのオプションは4月1日より提供開始する予定。

　RING x LINKの価格（税別）は、初期費用が1万5000円から、月額費用が1万7900円から。