NTTテクノクロス、リモートでもスムーズな電話対応やWeb会議開催をサポートする「RING x LINK」

　NTTテクノクロス株式会社は25日、Salesforceと連携し、電話やWeb会議によるストレスのない顧客対応を実現するクラウドサービス「RING x LINK（リングリンク）」を3月下旬に販売開始すると発表した。

　RING x LINKは、NTTテクノクロスがスマートフォン向け電話帳サービス開発で培った技術を発展させ、スムーズな電話対応やWeb会議開催をサポートし、顧客や従業員同士の意思疎通を促進するクラウドサービス。

　クラウドPBX連携による発信制御や、CRMシステムなどに登録した顧客情報とひも付けた着信制御および着信表示により、部門の代表電話にかかってきた電話を適切なチームや個人の端末に自動で転送できる。たとえば、新規顧客は営業担当へ、既存顧客はカスタマーサクセス担当に転送するといった運用が可能で、従業員がリモートワークをしていても顧客を待たせることなくスムーズな電話対応を実現し、電話取り次ぎによる営業機会の損失や顧客満足度の低下を防ぐことができる。

　従業員の勤務状況も設定可能でき、電話がかかってきた時点で会議中や休暇中の従業員を除き、対応可能な従業員のみに転送するため、従業員の負担軽減にもつなげられる。

RING x LINKによる電話対応

　電話で顧客対応中に、資料共有や複数メンバーでのミーティングが必要になった場合は、Web会議サービスとの連携により、即座にSMSでURLを送付し、シームレスにWeb会議への招待ができる。

　さらに、Web会議による顧客対応と同時並行で、従業員同士のみでチャットを行える。RING x LINKに登録した顧客情報や商談ログなどを確認しながら、リモートでは取りづらい会話のタイミングなどが共有しやすくなり、チーム連携が容易になることでより戦略的な顧客対応を実現する。

RING x LINKでシームレスにWeb会議を開催