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東陽テクニカ、ソフトウェア開発高速化ツール「Incredibuild」を販売

 株式会社東陽テクニカは8日、インクレディビルドジャパン株式会社(以下、インクレディビルド)と販売代理店契約を締結し、開発高速化ツール「Incredibuild」を販売すると発表した。

 Incredibuildは、独自の分散並列処理技術により、ビルドや時間のかかるタスクなどの処理時間を短縮し、開発プロセスを高速化するソリューション。また、ビルドだけでなく、さまざまな開発環境と連携して、コード解析、テスト、シミュレーションなどのマルチプロセス処理を高速化でき、例えば7時間かかるビルドを30分に短縮できるという。

 これにより、これまで夜間に開始して日をまたいでいたビルドも、日中の実行・結果確認ができるようになり、業務改善が図れるとともに、リアルタイムのバグ修正も可能になると説明。また、ビルドやリビルドを気軽に実行したり、節約した時間でテストの回数を増やしたりすることも可能で、より優れた製品を素早くリリースできるようになるとしている。

 コードやプロセスの変更は不要で、インストールするだけで利用が可能。ビルドを可視化してエラーを効率的に検出できるとともに、社内開発環境のハードウェアやクラウドマシンの未使用CPUを有効活用することで、物理マシン/クラウドリソースのROIを最大化できるとしている。

「Incredibuild」の並列高速処理